※この話はBL要素を若干含みます。苦手な方はバック!
それと、キャラ崩壊が激しいです(主に千鶴ちゃん)
でも、千鶴ちゃんは皆に愛されてるんだよ!でもちーちゃんは腐女子なんだよ!と言う話
父様を探して…私はこの京へやってきた。
そして……
「……お前、逃げようとすればどうなるかわかってんだろうな?」
けして見てはいけないものを見てしまい、知ってはならないものを知ってしまった。
そして父様を捜すために彼ら、新選組に厄介になることになってしまったけれど……
「モチロンです!てか逃げませんよ!此処はパラダイスです!」
「………;」
父様……
新選組はイケメンパラダイスでしたw
「千鶴ちゃんー…って何やってるの?」
沖田は襖に張り付いている千鶴に声をかけた瞬間、物凄い形相で睨まれた。
「沖田さん!声が大きいです!!」
「ごめん、ごめん。で?何してるの?」
千鶴の剣幕に若干引きながらも、千鶴の張り付いていた襖の奥を見た。
そこには……
「土方さんと…一君?」
「ええ。なんだかお仕事の話をしてるみたいです」
見ればそこにはこの新選組の副長と3番組の組長の土方と斎藤が何やら真剣に話しているところだった。
と言ってもそんなに珍しい光景でもない…が、
「ふぅん?でもさ、仕事の話ならこんなところで聞き耳立ててるのはいけないことじゃないかな?」
珍しくまともなことを指摘する沖田に、千鶴はキョトンとした顔をした。
「ここからじゃ何を話してるかわからないですよ?」
「なら此処で何をしてるのさ?」
それを聞いた瞬間に、千鶴の顔が輝いた。
「勿論、あらぬ妄想に励んでいるんですよ!」
「ああ。いつもの病気ね」
聞かなきゃよかったなと続ける沖田に、千鶴は頬を膨らませた。
「病気ってなんですか!私はただ強気な土方さんに、忠犬の如く従う斎藤さんは完全なCPが成立するという…」
「うん、千鶴ちゃん。日本語話そうか」
もはや慣れたようにいなす沖田の声も聞こえないかのように千鶴は白熱していく。
「いやでも、ああ見えて土方さんが受け?…こういざとなったら強引な斎藤さん……いやぁ…やっぱ斎藤さんは誘い受け?」
一人で議論を始める千鶴を横目で、話題となっている人物たちを観察した。
無論、千鶴の言うようには見えないし、見たいとも思わないが……
「あれだよね…気になってる女の子にこんな風に見られてるって結構不憫…」
ぼそりとはいた言葉は、誰に伝わることもなく消えていった。
もどる
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まずはちーちゃん好きの方々に土下座を;
ちなみにちーちゃんの話は、私の勝手な見解(笑)
でも私はBLあんま読みません;モチ薄桜鬼は千鶴ちゃん主義!
なので、このシリーズは千鶴総受けのオールキャラ。
ちーちゃん愛されまくりなのに、腐的にフラグクラッシャー(意味不)
ちなみに沖田も勿論ちーちゃんの腐妄想の餌食となっています☆
1月30日 風舞 葉